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漆掻き体験

8月21日は漆掻き体験を行いました。

漆の木1本から採れる漆の量はわずか200g。今日は山中温泉の奥にある漆畑で漆掻き体験でした。漆は漆の木から採れる樹液で、幹を傷付けることで少しずつジワーと出てきます。

漆の採取は漆の木に負担をかけるので3、4日ほど間隔を空けて採取します。採取した時期により漆の性質も変わり、拭き漆用、下塗用、仕上げ用など用途に合わせて使い分けるそうです。

漆に携わる者としてもっと漆を大事に使わないとと改めて実感しました。

植えてから10年経った漆の木。
漆の木の幹を傷をつけ、そこから滲み出てくるのが漆(荒味漆)です。
4本の漆の木から採れた量、重さにして約5g…。漆は貴重です。

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